自律神経失調症とは

自律神経失調症は、私たちの体を無意識のうちにコントロールしている自律神経系のバランスが崩れた状態を指します。

自律神経系の仕組み

  • 交感神経:活動時に働き、体を活性化させます。
  • 副交感神経:休息時に働き、体をリラックスさせます。

よくみられる症状

  • 身体症状:だるさ、疲れやすさ、めまい、頭痛、動悸など
  • 精神症状:イライラ、不安感、不眠など

主な原因

  • 過度なストレス
  • 不規則な生活習慣や夜更かし
  • 環境の変化
  • 女性ホルモンのバランスの乱れ

治療について

自律神経失調症は、様々な不調の総称として使われることが多い漠然とした名称です。
精神科・心療内科では、この症状そのものを直接治療するのではなく、背景にある精神的な不調に焦点を当てた治療を行います。
例えば、ストレスや不安が原因となっている場合、それらへの対処法を一緒に考えたり、生活リズムの改善をサポートしたりします。
また、必要に応じて薬物療法も組み合わせながら、皆様の心と体の調和を取り戻すお手伝いをいたします。
自律神経の乱れでお悩みの方は、どうぞお気軽にご相談ください。一人ひとりの状況に合わせて、丁寧にケアさせていただきます。